リハビリテーション部の活動

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2013年6月アーカイブ

院内勉強会

2013-06-20

 橋本OTによる「結滞動作と外旋運動障害の運動療法と触診」

廣瀬OTによる「結滞動作障害に対する運動療法」

田野PT、渡部PTによる「変形性膝関節症とTKA術後の運動療法と触診」でした。

結滞動作に必要な関節機能・筋活動の評価や治療について、

機能解剖・運動学的視点から実技を交えた、伝達講習内容でした。

膝関節については生理学的な膝関節の動きやTKAの術式、

また、 リハビリ実施時における注意点などについての伝達内容でした。

水田PTによる「脳梗塞による左肩麻痺を呈した症例」に対する症例検討でした。

既往歴に脳梗塞右片麻痺を呈しており、今回は以前の後遺症を中心に

検討していきました。また、2型糖尿病や高血圧などの合併症もあり

血液検査データやVital sign、神経学的な評価をもとに現状を把握し

今後のアプローチについてディスカッションしました。

森本OTによる「左内頚動脈閉塞症、右不全麻痺、失語症を呈した症例検討会」でした。

覚醒状態を維持し、嚥下障害による誤嚥を予防するポジショニングや

失語症に対するアプローチを中心にディスカッションしました。

口頭指示や模倣による指示が入力困難な場合や、自発的な表出が低下している

症例に対し、どのように運動療法をすすめていくのかという点にも着目しました。

濱OTによる「マスターコースの伝達」でした。

H25.5.20 認知勉強会(濱OT マスター伝達).JPG

3月にイタリアのサントルソ認知神経リハビリテーションセンターで開かれた

マスターコースの伝達を行いましたが...認知運動療法の歴史や理論の説明なども

内容に加えたため"行為間の比較"は次回に持ち越しました。

この講義の中では主に、メタファー(比喩)に関して説明しました。動作や行為中を

ある別の物事に例え、患者とセラピストの中間世界を明確にし、共通点や差異を

見出す大切さを学びました。

渡部PTによる「失語症について」でした。

左大脳半球の損傷、すなわち右片麻痺患者は、失語症を呈する事が多く

現在臨床において関わる機会が増えてきています。

代表的なBroca(運動性)失語やWernicke(感覚性)失語など8つのタイプがあり、

その分類方法や評価方法などの基礎知識を再学習しました。

また、言語情報処理モデルや機能再編成法などのアプローチについても

検討しました。

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